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2024-2025年度 RIテーマ
「ロータリーのマジック」

例会会長挨拶weekly chairman's message




令和4年10月14日

 皆様,こんにちは。

 世界ポリオデー及び村木会員の誕生日である10月24日まであと10日となりました。会長挨拶ですが,国連の国際デーやロータリーの活動に関連する話題を選ぶようにということに一応なっています。
 そこで前回10月7日から次回10月21日までの国際デーを調べてみました。10月8日が世界渡り鳥デー,10月9日が世界郵便の日,10月10日が世界メンタルヘルスデー,10月11日が国際ガールズデー,10月13日が国際防災の日,10月15日が農山漁村女性のための国際デー,10月16日が世界食糧デー,10月17日が貧困撲滅のための国際デーとなっています。益田ロータリークラブの会員専用ページで全部網羅したつもりでしたが,かなり抜けています。もしかしたら,毎年新しく加わっているのかもしれません。
 これら国連の国際デーは,記念日的なものもありますが,それら以外のものは,おそらく,現在世界が直面している様々な問題に鑑みて定められているのだと思います。そこで,踏み込んで「世界渡り鳥デー」について調べてみると,この日は,「国境に縛られることなく,何百,何千キロも移動する渡り鳥の保全について啓発する日」として定められ,ボン条約(正式名称:移動性野生動物の保護に関する条約)事務局が,普及啓発キャンペーンの旗振り役を担っているとのことです。
 ちなみに,2022年の世界渡り鳥の日のテーマは「光害」で,スローガンは “Dim the Lights for Birds at Night!”(渡り鳥のために夜は消灯しよう)です。キャンペーンのウェブサイトによると,毎年何百万羽もの鳥が光害によって影響を受けており,対策のための指針が作られ,その取り組みを進める政府や自治体などもどんどん広がっているそうです。
 翻ってみると,人にしてみても,特に都会では,この光害のために星が見えなくなっています。都会の夜景は美しい反面,これだけエネルギーを使って大丈夫なのかと不安になります。これに対して,田舎の夜空は素晴らしい。地区研修会で廣兼会員の会社による戻り,美都で見上げた空の星は強く輝いていました。現在,わが国では人口が減っており,国の衰退を指摘する経済専門家の方もいますが,世界中で人口をどこまで増やすのかと不安になります。本当の心の豊かさとか,幸福は何だろうかと,光害の話を読んで思いました。



令和4年10月7日

 皆様,こんにちは。

 小田川勇樹様,入会ありがとうございます。また,入会おめでとうございます。これから一緒に,楽しみながらお互いに研鑽していきたいと思います。

 先週から引き続き私事です。私の二男が部員になっている益田高校野球部ですが,最終的に令和4年度島根県高等学校秋季野球大会において3位となり,中国大会出場となりました。相手は益田東高校で,本当は決勝戦で見たかった益田ダービーですが,3位決定戦で実現しました。準決勝から3位決定戦の期間は,ちょうど試験期間中だったようであり,本当によく頑張ったと思います。そして,気持ちを新たに中国大会も頑張ってもらいたいと思います。
 ところで,10月24日には世界ポリオデーがやって来ます。この日は,ポリオワクチンを開発したジョナス・ソーク博士の誕生日を記念して、ポリオ根絶に取り組む世界中の団体がポリオウイルスのいない世界の実現に向け、思いを新たに協力を呼びかける一日です。ただ,ジョナス・ソーク博士の誕生日は10月28日なので,なぜ10月24日が世界ポリオデーなのかはまだ分かりません。ご存じの方があれば教えて下さい。ちなみに,この日は村木会員の誕生日です。もはや,絶対に忘れません。
 ともあれ,今年は益田市役所でパネル展を行いますので,皆様宜しくお願い致します。




令和4年9月30日

 皆様,こんにちは。

 堀江啓太様,入会ありがとうございます。また,入会おめでとうございます。これから一緒に,楽しみながらお互いに研鑽していきたいと思います。

 私事ではありますが,私の二男が部員になっている益田高校野球部が令和4年度島根県高等学校秋季野球大会において,ベスト4に進出しました。明日浜田高校と試合し,勝てば決勝進出です。勝利以外のことは口にするときっと良くないことが起きるので,言いません。ベスト3に入ると中国大会進出で,そこで上位に入ると甲子園です。ちなみに,現在残っているのが益田高校の他に浜田高校,三刀屋高校,益田東高校です。私としては益田高校と益田東高校に勝ってもらって,益田ダービーを見たいと思いますが,いっそのこと,規約も変えてしまって,益田ダービーになった場合には益田市民球場で決勝戦をやってもらえないかと思います。
 話によると,島根県でベスト4に入ると,春の甲子園の21世紀枠で,島根県の候補対象になるそうです。21世紀枠は,事実上公立高校が対象で,現在のところ例外は2013年に高知県から選ばれた土佐高校だけです。また,甲子園に出場経験がないか,あるいは長年にわたって出場していないところから選ばれることになっており,過去,全国・選抜含めて甲子園に2回出場しながら,最後の出場が昭和57年の夏の甲子園の益田(もう1回は昭和53年の春の甲子園),甲子園への出場が昭和53年夏の甲子園の1回だけの三刀屋,両者ともに,島根県からの推薦対象の要件は充たしているようです。
 私は野球部に入った経験はないのですが,子供がここまで来ると,何となく高揚感を覚えます。私としては,高校生の間に,とにかく「一生懸命やった。」という経験をしてもらうことが一番重要だと思いますので,今回のことはとても嬉しく思います。
 ところで皆様,今から申し上げておきますが,いざ甲子園に出場となったときには,ご寄付のほど,宜しくお願い致します。




令和4年9月16日

 皆様,こんにちは。

 本日の週報にも書いてありますが,今年度のEM菌清掃活動は吉田南小学校,益田小学校が外れ,吉田小学校,高津小学校のみとなりました。学校のプールの授業がなくなるのは,私のような世代の者からすると,少し寂しい気持ちがします。
 水泳の授業は,益田スイミングクラブのプールなどで行われると思うので,それ自体に支障はないと思うのですが,プール清掃を児童生徒さんが自分たちも参加して行うことにはいろいろな意義があったのではないかと思います。それに明誠高校のお姉さんお兄さん(レディーファーストです。)や,ロータリークラブ会員といった普段馴染みのない人とふれあうことで,その意義はより大きなものになっていたと思います。そして,人とのふれあいだけでなく,1年間使っていなかったプールにはゴミがたまって滑り安くなっていることから始まって,プールにトンボの幼虫のヤゴが住み着いているのを見つけたりと,子供たちが自然に触れる機会もあり,EM菌活動には,さまざまな副産物があったと思います。
 この活動がプールの廃止によって縮小することはとても残念ですが,最後の機会までしっかり活動していきたいと思います。
 ところで,本日は大喜庵の清掃奉仕です。清掃時間の確保のために本日の会長あいさつはこれで終わります。



令和4年9月9日

 皆様,こんにちは。

  私が,2回目の会長になって3ヶ月目が始まりました。少し早いのですが,会長挨拶で何を話すか,そろそろネタが尽きてきました。あ,これは冗談です。
 本日は,重陽の節句です。別名,「菊の節句」です。例会が今日のような日だと,それだけで話題ができるので,とても助かります。
 節句とは,奈良時代に中国から伝わった「奇数が重なる日をめでたい」とした考えで,昔はたくさんの節句があったようですが,江戸時代に幕府がこれらの節句のうちの5つを公的な休日としていたようで,それに由来して日本ではこの5つが現代まで残っているようです。
 この五節句とは,1月7日の「人日(じんじつ)の節句」,3月3日の「上巳(じょうみ)の節句」,5月5日の「端午の節句」,7月7日の「七夕(しちせき)の節句」,そして9月9日の「重陽の節句」です。なお,1月1日の元旦は節句の中でも別格とされ,代わりに1月7日が五節句に入りました。
 まず,1月7日の人日の節句ですが,この日は中国の「それぞれの動物を殺さない日」に由来するようです。中国では,正月1日を鶏の日,2日の狗の日,3日を猪(豚)の日,4日を羊の日,5日を牛の日,6日を馬の日,7日を人の日として,それぞれの日には該当する動物を殺さないこととしており,1月7日には罪人の刑罰をしないことにしていたそうです。また,節句にはそれぞれの日の行事食,すなわち,その日に食べる食事が決まっていて,1月7日は七草がゆを食べることになっています。
 3月3日の上巳の節句は,3月初めの「巳の日」という意味で,宮中の「ひいな遊び」に結びつき,そこから女の子の健やかな成長を祈る節句になりました。桃の花が咲くころなので,「桃の節句」ともいいます。この日の行事食はひなあられ,菱餅,ちらし寿司,蛤のお吸い物などです。
 5月5日は,端午の節句で,5月初めの「午の日」という意味です。この日は男の子の健やかな成長を願う日となっていますが,これは植物の「菖蒲」にちなみ,「菖蒲」が「尚武」に通じることから,男の子の日となったようです。5月5日の行事食は,柏餅,ちまきなどです。
 7月7日は「たなばた」で,行事食はそうめんです。
 そして9月9日が重陽の節句で,菊の節句,栗の節句ともいいます。中国では,菊の花を浮かべた酒を飲むと寿命が延びると信じられていました。それが日本にも伝わり、不老長寿を願う行事となったといわれています。重陽の節句の行事食は、菊酒・栗ご飯・なす料理です。
 ということで,本日私は,不老不死を願う日という本日重陽の節句にちなみ,皆様のご活躍,ロータリー活動,そして当クラブの末永き発展を願いたいと思います。


令和4年8月26日

 皆様,こんにちは。

 本日は久しぶりの移動例会です。しっかり芸術を鑑賞して,心をリフレッシュしたいと思います。
 ところで,来週は人事について検討したいと考えています。
 従前,益田ロータリークラブでは,入会して何年目かでSAAになり,それから副幹事,幹事,副会長,会長になっていく順送りのエスカレーター式人事でした。私も,入会後3年目くらいで,青木会員から「来年度副幹事をやって欲しい。」と言われて,副幹事になり,それから幹事,副会長,会長となって,第2期の幹事を経た後,現在第2期の会長をしています。よく,ロータリーには「はい」と「イエス」しか答えはないと言われますが,私の場合,正直なところ,「よく考えずに引き受けた」というのが実情です。
 ただ,現在益田クラブでは若い会員が増え,国際ロータリーでも若い会員や女性会員の入会を奨励していますが,若い会員や女性会員の場合,その組織で必ずしもトップでなかったり,家事や子育ての負担が大きかったり,ということもあります。家事や子育てを女性にやらせるということではないのですが,現在の日本社会は残念ながらそのような状況で,これをいきなり劇的に変えることは難しいでしょう。
 すこし話が脱線しましたが,若い会員や女性会員の入会を奨励するのであれば,ひな壇で役員をやっていただける方ばかりではないと言う現実はやはり見据えなければならないのではないかと思います。
 また,益田市は小さな町であり,益田ロータリークラブの会員の皆様も,このクラブ以外にも様々な団体で色々な役職を兼務されていることだと思います。ちなみに弁護士の世界でも,人数が少ない弁護士会では1人の会員が複数の委員会に割り当てられ,多重債務者ならぬ多重会務者になっています。
 ですから,益田ロータリークラブの役職の人事の点でも,他の団体での役職との兼ね合いを無視するわけにもいきません。
 とはいえ,ロータリークラブの役職を担当することは,とてもよい勉強になります。他のクラブの方々と知り合える機会も含めて,私は自分自身が入会前より成長したと感じています。ですから,できるだけ多くの会員の方に,役職を経験して頂きたいと思います。
 そこで,来週は,会長,幹事がどのような行事に出席するのか,また,どの委員長がどのような行事に出席するのかなど,皆様が役職に就任する上での検討材料を提供したいと思います。あと,来年度以降,どなたがひな壇に上がっても,実務的な事柄は私が事務局とともにサポートして行きたいと考えています。



令和4年8月19日

 皆様,こんにちは。

 2週間振りの例会となりました。
 今週は8月17日に島根県で1621人(うち益田市で114人)のコロナウイルス感染が確認され,昨日8月18日は島根県で1232人(うち益田市で97人)のコロナウイルス感染が確認されました。このため,本日も食事も持ち帰りとさせて頂きました。会食できる日が待ち遠しく思います。
 ところで,今日の会長あいさつは,皆様に対する情報提供です。と言っても,あまり芳しくないニュースです。皆様の中で耳にされた方があるかもしれませんが,今年の6月23日,ウォール・ストリート・ジャーナル等で,「英国保健安全保障庁が,ロンドンの下水道からポリオウイルスが検出された発表した。」と報道されました。ロンドンというのは,言うまでもなく,イギリスの首都のロンドンです。
 また,8月13日には,NHKで,今度はニューヨークの下水道からポリオウイルスが検出されたと報道されました。
 これら,ロンドン・ニューヨークの下水道からポリオウイルスが検出された原因として,経口生ワクチンを現在でも定期的に使用している国からの入国者に由来する可能性が高いと考えられているようです。
 ポリオワクチンには,毒性を弱くしたウイルスを口から飲むタイプの経口生ワクチンと、ウイルスの断片を用いた注射タイプの不活化ワクチンの両方があります。経口生ワクチンは、注射を用いず,口から飲ませるだけで良いので,長年世界的に広く普及し、患者数の激減をもたらしてきました。
 ところが、患者数が激減した国・地域では、経口生ワクチンに含まれるウイルスそのものによるポリオ様の麻痺性疾患(vaccine-associated paralytic poliomyelitis; VAPP)が報告されるようになりました。経口生ワクチン接種者100万人あたり数人という極めてまれな副反応ですが、生涯にわたり麻痺が残るため、重大な副反応として問題視されるようになりました。
 また,経口生ワクチンに含まれるポリオウイルス(ワクチン株ウイルス)は、接種されたヒトの腸の中で増殖し、一部は便に排出され下水などに流入します。通常は、このワクチン株ウイルス自体が他のヒトの口に入っても、病気を起こすことはありませんが、このワクチン株ウイルスが下水などの環境の中で長期間循環し続けると、ごく稀に遺伝子変異を起こし、本来のポリオウイルス(野生株ウイルス)のように、ヒトにポリオと同様の麻痺性の病気を起こすようになります。これを「伝播型ワクチン由来ポリオウイルス(circulating vaccine-derived poliovirus: cVDPV)」と呼びます。
 不活化ワクチンはウイルスを断片化しているため、このような問題は生じません。そのため、ポリオ患者が激減または発生しなくなった国・地域では、経口生ワクチンが順次不活化ワクチンへと切り替えられてきましたが,ワクチンの接種率が低下した国では,伝播型ワクチン由来ポリオウイルスの問題が現実の脅威となってきます。わが国も,特に東京,大阪といった大都市では,外国人も多く,伝播型ワクチン由来ポリオウイルスについて油断できないと思います。
 なお,1975年(昭和50年)から1977年(昭和52年)の生まれで日本で経口生ワクチンを受けた方々は、その当時のワクチンに含まれていたポリオウイルスの性質により、ポリオに対する免疫が不十分であることが旧・厚生省の調査で判明しています。そこで,1975年(昭和50年)から1977年(昭和52年)の生まれの方々は,不活化ワクチンによる追加接種を受けることを検討されても良いかと思います。



令和4年8月5日

 皆様,こんにちは。

 友末誠夫ガバナー様,随行者岡悠紀好地区幹事様,随行者片山英之様,ようこそ益田ロータリークラブへ。
 本日皆様を益田ロータリークラブにお迎えすることができ,頭に浮かんだ言葉があります。「朋あり遠方より来る,又楽しからずや」です。
 ここ数年のコロナウイルス感染症の流行のため,インターシティミィーティングが会場開催できなかったり,昨年度の岩アガバナー訪問例会がZoom開催となったりして,他のクラブと交流したり,直接ガバナーからお話しを頂く機会を得ることが難しい状況が続きました。今日のガバナー公式訪問例会にしても,島根県内で1000名を超える患者が発生し,益田市で200名を超える患者が発生したような場合には,果たして無事開催できるかどうかとても不安でしたが,幸い,一昨日,昨日は益田市ではそれほどの患者の発生がなく,こうして友末ガバナー様をお迎えすることができました。私のような若輩者が口にするのはおこがましいのですが,この心境を言葉にすれば,まさに「朋あり遠方より来る,又楽しからずや」です。
 そこで,今日の会長挨拶を考えるにあたり,インターネットでこの言葉を検索してみました。すると,「故事百選」というサイトに,「人生の最高の楽しみは,仲の良い友人と歓談することである。」と書かれていました。また,このサイトでは,「多くの友人があっても,趣味が一致しているとか,同じ志で一筋に生きている人と掛合うチャンスは稀であり,折角出合いがあっても,いろいろの事情で,遠隔の地に住まなければならないことも少なくありません。そのような遠い場所から訪ねて来た親友と久しぶりに近況を報告し合ったり,意見を交換したりするのは,人生の大きな楽しみであると同時に,人生そのものを豊かなものにします。」とありました。
 私たちロータリアンは,同じ志で一筋に生きている人の集まりです。クラブがおなじ志で一筋に生きている人と掛合うチャンスを大きく広げ,遠い場所から親友達が集うことを可能にしてくれます。
 本日,友末ガバナー様からは,私たちロータリアンが同じ志で一筋に生きている親友同士であることをお話し頂き,岡悠紀好地区幹事様からは,その親友達が遠方より来る機会,すなわち地区大会のお話しを頂くことになります。本日会員の皆様には,ロータリーの醍醐味ともいうべき,地区大会への登録を宜しくお願い致します。



令和4年7月22日

 皆様,こんにちは。

 コロナウイルス感染症がさらに拡大し,この挨拶を準備している7月20日には島根県で1609人の感染が発表されました。うち,益田市は221人で,これまでの1日の最多患者発生件数を更新しています。このため,本日の小川和久第5グループガバナー補佐訪問例会もZoom例会とさせて頂きました。直接小川和久第5グループガバナー補佐様,恒松 勝随行幹事様にお会い出来ないことはとても残念ですが,できるだけ早くコロナ禍が終息し,小川和久様,恒松 勝様と直接お会いできる日が来ることを心待ちにしています。
 ところで,先日,友末誠夫ガバナー事務所より,来年のメルボルン国際大会の資料が届きました。早速,会員専用ページにアップしておきましたので,ご覧頂ければ幸甚です。紙の資料だけでなく,プロモーションビデオもあります。会員専用ページの活動・例会(予定表兼実績表)2022−2023年度,7月22日にリンクを貼っておきました。
 ただ,このプロモーションビデオを見て少し気になったことがあります。開始から24秒ほど経過したところで,黒人男性が英語で話をするシーンがあるのですが,字幕は「夜が扉となり,扉が夢となり」となっています。すなわち,字幕をつけた方は「How the night became the door. And the door became the dream.」と聞いているわけです。
 しかし,私には,彼の台詞が「How the night became the dawn. And the dawn became the dream.」と言っているように聞こえるのです。ここで「dawn」とは「夜明け」とか「曙」という意味で,私が聞いたところだと,「夜が曙となり,曙が夢となり」となるので,私の方が正しいのではないかと思いますが,皆様いかがでしょうか。
 ところで,私がこの「dawn」という単語を覚えたきっかけは,カーペンターズの「オンリー・イエスタディ」という曲を聞いたことでした。この曲には,「You were the dawn breaking the night. The promise of morning light. Filling the world surrounding me.」という歌詞があります。「あなたは夜を引き裂く曙の光,私を包む世界を充たす朝の光の約束。」という意味です。
 今年の益田ロータリークラブのスローガンは,「Living Life as Rotarian」ですが,日々,大切な誰かにとって,「夜を引き裂く曙の光,その人を包む世界を充たす朝の光の約束。」といえるような生活をしていきたいと思います。



令和4年7月15日

 皆様,こんにちは。

 いずれ止むだろうと思っていたコロナウイルス感染症ですが,今年に入ってから増え始め,現在は感染力の強いオミクロンBa4,Ba5が主流となり,7月12日の発表では益田市でも180名を超え,7月13日の発表では140名を超えてしまいました。このため,例会も再度Zoomでの開催となりました。
 現在の状況は,まさに世界中が苦しんでいる状況だと思います。
 しかし,このような苦しい状況でも,やはり,希望を持って日々生きていくことが大切だと思います。
 今日の例会から1週間以内の国際デーを探してみると,7月18日がネルソン・マンデラ国際デーとなっています。ネルソン・マンデラ国際デーは,2009年に国際連合が創設した国際デーで,アパルトヘイト政策撤廃に尽力した南アフリカ共和国の政治家で黒人最初の大統領であるネルソン・マンデラ氏の誕生日に由来しており,毎年7月18日,彼の67年間の政治生活にちなんで少なくとも67分間の社会奉仕活動を行うよう,世界中の人々に呼びかけることになっています。
 このネルソン・マンデラ氏ですが,1918年7月18日生まれますが,反アパルトヘイト運動をしていたため,1964年,国家反逆罪で終身刑の判決を受け,27年間に及ぶ獄中生活の後,1990年にようやく釈放されました。ネルソン・マンデラ氏はこの時期に結核を始めとする呼吸器疾患に罹患したり,石灰石採掘場での重労働によって目を痛めたりしますが,それでも彼は,希望を失わず,収監中にも勉学を続けていました。
 前述のとおり,ネルソン・マンデラ氏は,1990年に釈放されました。この年の2月11日のことでした。白人でありながら,アパルトヘイト政策を廃止しようとするフレデリック・ウィレム・デクラーク氏が大統領となり,デクラーク大統領がネルソン・マンデラ氏を釈放したのです。その後,南アフリカ共和国は1991年6月にアパルトヘイト政策の根幹法であった人口登録法,原住民土地法,集団地域法などを廃止し,その後各政治勢力の対立等の紆余曲折はあったものの,1993年11月には各政治勢力の間でついに合意が成立し,暫定憲法が国会において採択され,1994年4月に全人種参加の制憲議会選挙を行い,選出された新議会において新憲法を制定することが定められました。このことを受け,1993年12月10日,ネルソン・マンデラ氏はデクラーク大統領とともにノーベル平和賞を受賞します。そして,1994年4月27日の選挙で勝利したネルソン・マンデラ氏はついに大統領に就任しました。
 ネルソン・マンデラ氏の生き方は,いかなる状況においても希望を失わず,強く,柔軟に生きることの大切さを教えてくれるものだと思います。私たちも,ネルソン・マンデラ氏の生き方に学び,日々ロータリアンとして生活したいと思います。



令和4年7月8日

 皆様,こんにちは。

 まず,益田西ロータリークラブ,羽柴貴宏会長様,矢冨晋太郎幹事様,ご訪問ありがとうございます。今年は両クラブ共同でポリオのパネル展をやりたいと思っております。できるだけ早く具体的な内容を書面にてお知らせ致します。
 次に,7月3日の第1回インターアクト委員長会議へのご出席,青木正美会員,ありがとうございました。引き続き,7月29日,同30日のインターアクト地区大会へのご出席,大変だと思いますが,宜しくお願い致します。
 さて,この会長挨拶ですが,建前はロータリーに関係ある日とか,国連の国際デーに絡めたものをということになっているようですので,今日はロータリーレートについて話をしようと思います。国際ロータリーの為替レートは,世界各地の会員にとって最も正確な市場情報を反映するために,直近の市場実勢相場に基づき決定され,毎月初日に公表されることになっています。但し,RI本部がアメリカにある関係で,「毎月初日」の意味もアメリカ時間での「毎月初日」であり,日本時間ではありません。また,米国本部の初日が土日祝祭日である場合,翌営業日に公表されることになっています。このため,例会が1日又は2日にある場合には,ロータリーレートをお伝えできるのは第1例会ではなく,第2例会となることがあります。ちなみに,現在,マイ・ロータリーのサイトで2021年8月以降のロータリーレートがPDFファイルで公表されていますので,早速,会員専用ページに掲載することにしました。興味がある方は,会員専用ページ内の日程表を開いてみて下さい。
 ロータリーレートを確認したところ,2021年8月は$1=¥110でした。それが2022年1月は$1=¥115となり,2022年6月は$1=¥127となり,今月は$1=¥136となっています。かなりの勢いで円安に振れており,人頭分担金などを考えると頭が痛いところです。
 円安の原因として,マスコミはしきりに日本の国力低下を言いますが,そのようなことを言っても仕方がないと思います。所詮マスコミの言うことはそこまでで,どうすれば国力が上がるかは言いません。
 私は,わが国の国力を上げるには,マンパワーを向上させるしかないと思うのですが,その源泉となることは,知的好奇心であり,バイタリティであり,他者とのコミュニケーション能力であると思います。私は,ロータリークラブは知的好奇心,バイタリティ,他者とのコミュニケーション能力を涵養するのに最も適した手段だと思います。最近またコロナの患者が増えてきていますが,幸い,重症者は少ないようです。今年は活動を充実させ,引いてはわが国の国力発展につなげていきたいと思います。



令和4年7月1日

 皆様,こんにちは。

 2年ぶりの再登板となりました。前回の会長任期終了の際,再登板を予告していましたが,まさか,こんなに早く戻ってくることになるとは思いませんでした。
 さて,本日は前任の事務局職員であった藤山與子さんが退職され,新しく事務局職員となった串ア鈴季さんの正式な初勤務日です。今年度は,益田ロータリークラブ,益田西ロータリークラブとも,大きな転換期となります。以前,益田ロータリークラブの人数が増えすぎたため,益田西ロータリークラブが新しく設立されたわけですが,現在は益田ロータリークラブ,益田西ロータリークラブの両クラブを合わせて40名くらいとなっています。このため,藤山與子さんの退職にあたり,事務局の仕事を質・量とも限定していくこととしました。
 しかし,このことは新たなチャンスでもあると思います。正直,私は,これまで藤山與子さんに頼りすぎ,ロータリーの仕組みについてよく理解しないまま活動していたと反省しています。が,これからは否応なしに,会員でロータリーの仕組みについてよく考えながらクラブを運営していくことになります。それによって,これから速いペースで,ロータリーについての知識,運営方法などが身について行くことでしょう。
 また,人事についても,諸般の理由により,SAA→副幹事→幹事→副会長→会長というエスカレーター方式によることが困難になってきました。人事については後ほど,「年度初めにあたって」でも触れますが,少なくとも現在の若い会員の方々が会社のトップになり,スケジューリングが自由になるまでは,過去に会長・幹事を経験された方の再登板もお願いしなければならないと思います。
 とはいえ,ひな壇も,やってみれば楽しく,勉強にもなります。とにかくこれから1年間,皆様に迷惑をおかけするとは思いますが,一生懸命会長職に取り組みたいと思います。




益田ロータリークラブ

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